2013/08/30 OCN モバイル ONE [モバイル]
OCNのモバイル通信サービスに、プランを自由に変更できる商品が登場したようです。
また、新たなプランも追加されました。
ざっくりまとめてみました。
プラン | 通信速度 (受信時最大) |
通信量 | 月額料金 |
30MB/日 | 112.5Mbps | 1日30MBまで | 980円 |
60MB/日 | 112.5Mbps | 1日60MBまで | 1,480円 |
1GB/月 | 112.5Mbps | 1ヶ月1GBまで | 1,260円 |
2GB/月 | 112.5Mbps | 1ヶ月2GBまで | 1,780円 |
500kbps | 500kbps | 1ヶ月7GBまで | 1,980円 |
規定の通信量を超過した場合は、通信速度が200kbpsに制限されますが、通信は可能です。
2GB/月コースのみ、525円で500MBの通信量を追加購入することができます。
各コースは利用開始後に変更することが可能です。
また、既に提供されている「OCNモバイル エントリー d LTE」「OCNモバイル エントリー d LTE 980」を利用している場合も、コース変更ができるようになるそうです。
他にも複数プランが設定されている通信会社もありますが、プランを変更する場合は、解約してSIMを新たに購入する必要があることが多いです。
こういうシステムだと、通信量がどのくらいか分からなかったり、出張や旅行などで利用が増えそうなときに、柔軟に対応できるので安心です。
今回追加されたプランで面白いのが、通信速度は500kbpsと控えめですが、1ヶ月7GBまで通信できるプラン。500kbpsなら、WEB閲覧もそこそこ快適なんじゃないかと思います。
ただ、月額料金は1,980円と、ちょっと高いかな。
願わくば、500kbpsで1ヶ月2GBまでで980円っていうコースができて欲しいです。
2013/08/09 スマホ機械代金割引のこと [モバイル]
スマホの機械代は本来6万円から8万円くらいしますが、それと同じくらいの金額を月々の料金から割り引いてくれて、差し引きで実質0円から2万円くらいになるのが最近の仕組みです。
この辺の仕組みが携帯会社によってどうなっているのか、ちょっと調べてみました。
・docomoの場合
「月々サポート」。
割引を受けるには、以下のパケットプランに加入が必要。
FOMA…パケホーダイフラット(5,460円)・パケホーダイダブル2(最低2,100円))
Xi…Xiパケホーダイフラット(5,985円)・Xiパケホーダイダブル(最低2,100円)・Xiパケホーダイライト(4,935円)
・auの場合
「毎月割」。
LTEフラット(5,985円)・ISフラット(5,460円)・プランF(IS)シンプル(6,240円)の加入が必要。
・ソフトバンクの場合
「月月割」
パケットプランへの加入などの条件はなし。パケットプラン加入で割引金額が増える。
ソフトバンク以外はパケットプランへの加入が必須です。
強制加入って言うのが気に入りませんが、割り引かれる料金は、基本料や通話料、パケット料金などからなので、パケットプランを契約しておかないと、割引の全額に達しないかもしれません。
ソフトバンクは強制加入では無い代わりに、加入ありなしで、割引金額が変わるようです。
割引は24ヶ月で分割して行われるので、2年以内に解約すると、割引が消滅して、機械代の支払のみが残ります。
この仕組みの所為で、概ね6千円くらいの料金を2年間支払わなければならくなっています。
携帯会社が機械代を確実に回収するための仕組みです。
これを回避するには、最新機種の登場で、安く売り出される機種が出てくるので、マメに店舗に通ってそういう機械を購入する方法があります。
機種代金1万円から2万円くらいの一括払いで購入できたり、たまにMNPなら機種代金0円で制約なしなんてこともあります。
この方法は機械を安く購入できてお得なようですが、パケットプランなしで使えればかなり料金を抑えることができますが、スマホの場合はいろいろ工夫しないとパケットプランなしでは使えないので、月々の割引付きで買ったのと変わらない料金を支払うことになります。
結局、その辺の事情に詳しくない人たちから、高い料金をぶんだくってるんだなぁ。
2013/07/14 OCN モバイル エントリー d LTE 980 [モバイル]
今年の4月から始まった新しいモバイル通信サービスです。
docomoと同じNTTグループの、NTT Communicationsのサービスです。よくこれ商品化できたと思います。
他社のこの価格帯のモバイル通信サービスは、安いけど通信速度が100kbpsくらいと遅く設定されています。
この商品のすごいところは、1日の通信量が30MBまでは、Xiの最高速度で通信できるんです。
下り最大112.5Mbpsです。(場所によっては3Gの最高速度)
30MBを超えた場合は、通信速度が200kbpsに制限されますが、通信自体は可能です。
30MBの通信量なら、仕事の合間にちょちょっとやる程度のメールやLINE、インターネット閲覧なら十分足りると思います。
学生さんで頻繁にやりとりをしてる人だと、足りないと思いますが。
YouTubeとかの動画閲覧も無理です。
100kbpsだと、メールやLINEはわりとストレス無く使えるのですが、ブラウザでネットを見るとなるとかなり待たされることが多くなります。
その辺のストレスが無くなるので、かなり使い勝手が良いんじゃないでしょうか。
電波はもちろんdocomo。高速なXiと、FOMAの両方のエリアで通信可能です。
初期費用3,150円で、月額980円。解約手数料などはありません。
他社のSIMで、3Gの100kbpsで490円というサービスが、私の知るところの最安ですが、このサービスも十分魅力的な価格と内容だと思います。
願わくば、携帯のパケットプランでライトユーザー向けに、こういう内容の物を設定してくれたら良いのになと思います。
携帯のパケットプランは機械代の回収という使命があるので、ムリだろうけど。
2013/07/12 docomoのスマホでパケホーダイなし運用 [モバイル]
パケホーダイを外して1ヶ月運用した結果が出ました。
◇基本使用料(計)・743
・基本使用料(タイプXi にねん)[月額] 743
◇通話料・通信料(計)・307
・Xi通話料・220
・Xiパケット通信料[一般]・87
◇その他ご利用料金等(計)・663
・付加機能使用料(spモード/メール等含む)[月額]・300
・ケータイ補償お届けサービス利用料(380)[月額]・380
・ユニバーサルサービス料/基本[月額]・3
・eビリング割引料 -20
◇消費税等相当額(計)・85
・消費税等相当額(合計)・85
◇合計・1,798
月額2,000円以下に抑えることに成功しました。
パケット通信はDTIのSIMを入れた端末を持って歩いて、そっち経由で行っています。
これが月額630円くらいかかっているので、モバイル費用としては、2,500円弱くらいかな。
今回スマホの設定をいじっていたらうっかりパケットが飛んでしまって、若干通信量が発生してしまいました。
スマホは通信をしない設定にしているのですが、別の設定画面の項目を変更したところ、連動して通信設定が変わってしまっていました。危険危険…。
メールやLINEで主に連絡を取っているので、通話はほとんど使わずに済んでます。
家にいるときは、自宅のWi-Fi経由で通信し、外出先ではちょっとメールを見たり、ニュースを見るくらいなので、通信用の端末をONにしなければならない煩わしさはありますが、頻度が少ないのでやれてます。
ちょっと使い方を工夫すれば、パケット料金は節約可能です。
スマホを契約しに行くと、お店の人に必ずパケットし放題が必要ですと言われますが、そんなことはありません。
ほとんどの人がスマホではパケホーダイを契約していると思いますが、果たしてそれは本当に必要な物なのか私としては疑問です。
月額5,000円近い金額を、モバイル通信費用として支払って、それだけの恩恵を受けているんでしょうか?
スマホが登場する以前で、モバイル通信に5,000円くらい支払っている人たちって、仕事で外出が多く、社外でどうしても通信しなければならない人たちが主だったと思います。
いわゆるヘビーユーザー層。こういう人たちは、通信費分の恩恵があると思います。
ですが、今スマホでこの金額を払っている大部分の人たちはどうでしょうか?
もちろんXi通信を存分に活用しているヘビーユーザーも居るかと思いますが、大半の人たちは、対して価値のない通信を使わされている状況にあるんじゃないかと思います。
人気のある無料ゲームはだいたいオンラインでなければ遊ぶことができません。SNSもリアルタイム性が強く、いつ通信しているのかわかりません。
今の状況は、サービスの提供側が通信をしなければならない状況を作り、ユーザーがなんの疑問も抱かずにそれを受け入れてしまっているように思います。
利用者が必要としている通信ではなく、利用者を通信が必要な状況に誘導し、料金を搾取しているような状況に思えるのです。
そもそも今の料金体系は、高い端末をいかに安く売るかの策だったり、代理店へのインセンティブによって決められていると思うのですが、私はそれに納得がいきません。
まず私はぽんぽん機械を変えたりしないです。
代理店は土日くらいしか本気で稼働しないのに、市街地の一等地にきれいで広い店舗を構えています。こんなのが維持できているなんてちょっとおかしいです。
キャリアは自分とこの携帯を売って貰わなければ困るので、そうそう代理店をないがしろにはできないと思いますが、代理店の心を掴むよりも、ユーザーの心を掴むべきなのではと思います。
少しでも安く、良いサービスを提供できれば、街中一等地に代理店が無くとも、ユーザーは獲得できると思うのですが。
事実イーモバイルも最初は低価格モバイル通信というニッチ市場で打って出て、ほとんど店舗がない状態で始まって、そこから規模を拡大してきたと思います。
MVNOは今の携帯のビジネスモデルを、崩壊させてくれる可能性があるのではと思っています。
2013/06/28 DTIのSIM「ServersMan SIM 3G 100」 [モバイル]
私はこのSIMを使って、スマホのパケット通信料を抑えています。
MVNO業者のサービスについては、以前も何度か取り上げましたが、FOMA回線で、便利で、安く、バランスの良いサービスだと思います。
料金は、月額490円。ただし、通信速度は100kbpsと低速です。
昔のISDN回線程度の速度と思ってください。
実際、どのくらい遅いかと言うと、WEBサイトの閲覧はずいぶん待たされます。軽いページであればそこそこのテンポで閲覧できますが、あまりそういうサイトはないです。
docomoのspモードメールを、この回線で送受信する場合は、文字だけのメールならさほど気になりません。
あと、LINEや、LINE POPなど、通信料の少ないアプリはそこそこ快適です。でっかい画像の送受信は厳しいですが。通話はちょっと微妙。
ちょっと困っているのが、Playストア、GMailアプリは通信が遅いせいでタイムアウトになるみたいで、エラーで処理が止まり、使えない場合が多いです。
Googleのマップも、かなり表示が遅く、実用にはならないと思います。(ただ、あらかじめ地図を読み込んでおく方法が無くもない)
どうせ出先ではメールくらいしか使わないので、十分事足りてます。
基本100kbpsですが、追加料金を支払うことでスピードアップすることも可能です。
ここがこの商品のポイント。
263円で、100MBほど高速通信が利用できるようになります。
回線がFOMAなので、最大で7.2Mbpsですが、このスピードなら大概の事は快適にできると思います。動画をガンガン見たり、大量ダウンロードとかは、無理ですが。
さらに素晴らしいのは、100kbpsと、高速通信を、アプリで切り替えることができます。
必要な場合にだけ高速通信を利用することができます。例えば、ちょっと旅行に出かけたとき、地図アプリを利用したい時など便利です。
購入した通信容量は、残量管理され、購入時点から6ヶ月後の月まで保持することができます。期間がわりと長く取られている点もすばらしいです。
またオプションでSMSも利用できます。月額150円。
端末によって、通話が利用できないSIMを使用した場合、アンテナが圏外表示になり、電波を探すためバッテリーを多く消費してしまうことがあるそうです。
SMSが利用可能なSIMの場合、この現象を回避できることがあるそうです。
なので、私も念のためSMSオプションを付けています。
でも、別のMVNOのSIMを利用している知り合いは、SMSがなくても、特にバッテリーを消費する現象は起きていないそうです。
最近の機種では起こらなくなっているのかもしれません。
で、現在、docomoのパケットは使わず、このSIMを挿した端末経由でスマホから通信をしています。
料金は月額640円くらい。
もう、docomoのXiパケホーダイライト4,935円とか、払う気になれません。