2016/11/20 派遣のマージン率
派遣で働く場合において、重要な事柄のひとつ、お給料の単価。
ほとんどの場合、時給だと思います。
時給は契約の時に派遣会社から提示されます。その金額を知ったうえで、契約するかどうか決めるとこができます。
契約の時に、自分の給料の単価とは別に、仕事先の会社と派遣会社との間で決められた単価を気にしている人って、一般的にどのくらいいるものなんでしょうか。
私は、過去に仕事で派遣の人に仕事を手伝ってもらったことがあるので、その辺の事情も知っています。自分が派遣で働くときには、いったいどれだけピンハネされてるのか気になってしょうがなかったです。
そういうのって、例えば、お店で売られている商品の売価と原価みたいなのもなので、教えてもらえないものだろうと思っていたので、契約の時にずばり聞くようなことはしませんでした。
で、実際の所、その辺のルールってどうなっているんだろうと思って調べてみたら・・・
厚生労働省の告示の「派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針」の中で、派遣労働者へのマージン率の情報提供について明記されているとのこと。
(文章中では「平均」と言う表現が使われていて、契約しようとしている個別の案件についてずばりの金額を提示しろとは書かれていなくて、ちょっとぼやっとしてます。)
何社か派遣会社のHPを調べてみたところ、実際にマージン率を公開している会社を見つけることができました。
そうだったとは知らなかったのでびっくり。
でも、公開されているのは平均のマージン率だけみたいなので、自分の契約についてずばりの金額を教えてくれるわけではなさそうです。
それでも、派遣会社を選ぶ時の判断材料にはなりそうです。
1つの仕事が、複数の派遣会社から募集がかかっていることもよくあるし。
こっから余談。
私、某大手派遣会社から派遣で働いたことがあるのですが、営業の人がすごくユルかったです。
コートを着ないと寒いような季節だったのに、派遣先の会社へ行くのにノーネクタイ・ノー上着。
待ち合わせをすれば遅れて来る。
どんな依頼が来ているのか、資料を見せてくれるのは良いんですが、そこには契約先との単価が書いてあったり・・・。