2014/05/22 カラーコンタクトレンズのトラブルが増加

　ニュースをぼんやり見ていたら、カラーコンタクトレンズのトラブルが年々増加しているらしいです。
　その背景には、お年頃の女性のほとんどが、黒目が大きく見えるレンズを使用しているからだと思われます。
　私も、約20年前くらいにカラコンを購入したことがあるのですが、ソフトレンズなのにとても装着感が悪かった事を覚えています。

　国民生活センターが、販売されているカラーコンタクトレンズを調査した結果、表示している形状と、レンズの実際の形状に差がある物や、着色部分がレンズ表面に露出している物など、品質の良くないレンズが出回っていることが分かったそうです。

　私的に、一番影響がありそうだと思ったのが、着色部分がレンズ表面に露出している、と言う内容です。
　着色部分が外に出てしまっていると言うことは、レンズの表面が滑らかではなく、目やまぶたにダメージを与えそうな気がします。

　この内容についての、国民生活センターの調査結果は、以下の通り。

　「No.」がレンズの種類を表しています。
　これによると、レンズ表面に着色部分が出ていなかったレンズは、4、10、11、12、14、16、参考品B、参考品Cとなっています。

　レンズの内容は、以下の通り。

No.	銘柄名	製造販売元	製造元所在国
1	EverColor1day	株式会社アイレ	台湾
2	One day Aire REAL	株式会社アイレ	台湾
3	シードEye coffret 1day UV	株式会社シード	台湾
4	1・DAY ACUVUE DEFINE	ジョンソン・エンド・ジョンソン	米国・アイルランド
5	L-CON 1DAY POP	株式会社シンシア	台湾
6	FRESHLOOK DAILIES	チバビジョン株式会社	ドイツ・米国・シンガポール
7	キュートビュー1	株式会社メリーサイト	台湾
8	BAUSCH+LOMB NATURELLE	ボシュロム・ジャパン株式会社	アイルランド
9	2WEEK VUETY	株式会社アイレ	台湾
10	ACUVUE 2 DEFINE	ジョンソン・エンド・ジョンソン	アイルランド
11	Candy magic	株式会社EI Dorado	韓国
12	Twinkle Eyes SecretSeries	株式会社シンシア	韓国
13	DOLLY POP　AQUA	有限会社サンライズ	韓国
14	Angelcolor Bambi Series	株式会社アジアネットワークス	韓国
15	tutti VANITY Rich	PIA株式会社	韓国
16	TeAmo	株式会社ピーシーエヌ	韓国
17	FUNKY WHIP	Innova Vision株式会社	台湾

　オリジナルは細かかったので、だいぶ内容を削りました。ご了承下さい。

　こうしてみると、カラーコンタクトレンズって、あんまり知らないメーカーが多いように思います。
　そして、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、ちゃんとしてるようです。
　私はメニコンのレンズ（普通の）を使っているのですが、メニコンは、カラーコンタクトレンズを製造してない、と言うことに気がつきました。

　カラーコンタクトに限りませんが、ちゃんと定期的に検査を受けて、異常を感じたら無理をしないのが大切なようです。